ゴールデンカムイが実写化決定!どこまでやっているのかアニメ全3期を視聴して話を振り返りましょう!アニメ感想・解説まとめ
みなさんこんにちわ!
よしたろうです。
今回のアニメ解説は「ゴールデンカムイ」となっております!
2018年春〜2020秋の3期に渡って放送されているミリタリーアクションアニメ。
4期制作も決定し、実写化も決定されるなど今最も注目が集まる人気アニメとなっております!
3期までの流れをまとめると、
となっております。
明治時代後期の戦記ものアニメとなっており、北海道のアイヌ文化を舞台としたアニメでグロテスクな描写も多いですが、アイヌの伝統的文化・料理・知識などをアニメで知ることもできます。
ですが、主体は金塊争奪戦となっていますので、ネタバレを抑えながら解説していきたいと思います!
それではどうぞ!
あらすじ
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシㇼパというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
登場キャラ・担当声優
アニメ解説
1期(全12話)
画像元⇨https://abema.tv/video/episode/11-23_s1_p4
日露戦争後、「不死身の杉元」という異名を付けられた体が傷だらけの兵士・杉元佐一は、ある日おじさんから、使いきれないほどの金塊が眠っているという噂があるという話を聞きます。
しかし、その金塊を手に入れるためには、網走監獄から脱走した脱獄囚の上半身に墨で描かれた暗号をつなげて読み解く必要があり、全部で24人の入れ墨の入った人皮を集める必要があります。
最初は信じてなかった杉元ですが、そのおじさんが入れ墨人皮を彫られた人物の一人だったため信憑性が増し、戦友だった人物のために金塊争奪戦に参加することを決意します。
しかしその時、熊に襲われそうになります。
そこをアシリパの手助けによってくまを退治することに成功し、そこから二人で入れ墨人皮を一緒に集めていくようになります。
ただし、人を殺して皮を剥ぐ汚れしごとは杉元の役目で、アシリパは北海道で暮らしてきたアイヌの知識で杉元の手助けをするという形です。
ここから本格的に金塊争奪戦に加わるようになるのですが、すでに動き出している勢力もありました。
勢力の関係から解説していきます。
第7師団所属の鶴見中尉は、金塊を手に入れて内部から変革を起こそうと企み前頭葉が吹っ飛んでる頭脳ながらも策士で、金塊を手に入れるためなら手段を惜しまないという感じでした。
その部下として月島軍曹、鯉登少尉などがいます。
しかし、尾形と谷垣は師団ですが別の考えがあります。
尾形は、鶴見の企みを受け入れることはできず、金塊を奪い変革を阻止しようと動いています。
また、スナイパーの達人でアニメ内で1番の射撃の名手という感じでとても冷酷な性格でした。
谷垣は、1期では杉元を捕らえる側として兵団にいたのですが、心境に変化があり、命を救われたアイヌ民族やアシリパのために同行を共にする存在となります。
次に、土方歳三勢力です。
土方自身も脱獄囚の一人であり、老いぼれの入れ墨持ちですが、幕末の日本の考えが残っている人物であり、金塊で日本を元に戻そうと企む人物です。
牛山と永倉協力のもと入れ墨人皮を集めて勢力を広げていきます。
また、土方は入れ墨を掘った張本人の通称・のっぺら坊と関係が深く、土方からの考えからのっぺら坊はアシリパの父なのではないかという疑惑が浮かびます。
その前に、杉元サイドの勢力と1期での主な登場人物も紹介します。
白石由竹は、最初アシリパが作った罠にかかり敵対のような関係でしたが、脱獄の天才の異名を持ちその場から脱走しようとしたところ杉元と共に火を浴びて、良好な関係となっていく入れ墨持ちの人物です。
頭は悪くムードメーカーみたいな立ち位置という感じでしたが、2期・3期ではアシリパのためにかなり行動していました。
キロランケは、昔アシリパの父と幼くから関係を持っていた人物です。
本当の目的は何を考えているのかよくわからないという感じでした。
二瓶鉄造(にへいてつぞう)は、レタラというアシリパと関係の深い蝦夷狼と戦おうとして、杉元らと対峙する入れ墨持ちの人物です。
一発しか弾をこめれない古い銃を使って一発勝負をするのが良いという人物で、谷垣も最初は仁平について行っていました。
辺見和雄(へんみかずお)は、イカれた性癖を持った人物で、気持ちよく殺されたいという頭がおかしい入れ墨持ちです。
人が苦しんで死んでいく姿をみて興奮するという気持ちの悪い人物で、杉元にあった時はこの人に殺されたいと内心感じている変態という感じでした。
家永カノは、女装をした変態のおじさんで、人体を解剖して自分のものにするというこいつもイカれた人物でした。
ホテルに泊まった時に杉元らと出会うのですが、そのホテルに偶然牛山もおり、土方勢力ともぶつかります。
詳細はアニメでお楽しみください!
2期(全12話)
画像元⇨https://www.amazon.co.jp/dp/B07MJ7N16J
2期では、土方からのっぺら坊がアシリパの父かもしれないという情報を得て、杉元・アシリパは網走監獄でのっぺら坊に会いにいくというのがメインのお話です。
もしも本当にアシリパの父なら、金塊の在処を教えてくれるかもしれないと踏んだ土方らも網走に行くまでは利害が一致して一時休戦という形になりました。
緒方や谷垣も合流し、みんなで仲良く網走監獄へという殺し合った中にも関わらず一緒に行動をしていました。
まあ、杉元を殺せばアシリパが協力的にならないので下手に手を出せなかったというのもあるでしょう。
その途中で、鶴見中尉が入れ墨人皮の偽物を江渡貝弥作(CV:内田雄馬)という人の皮が大好きな変態に作らせたり、
途中で第7師団にヘマして捕まってしまった白石を助けるために、網走監獄の管理長・犬飼に化ける鈴川成蔵(CV:楠大典)協力のもと拠点に潜入し助けに行ったり、
闇夜に紛れた入れ墨持ちの都丹庵士(とにあんじ)という人物に襲われ、危機に直面するが土方勢力の一人で一緒に網走に向かったりと
色々ありました。
また、新キャラでインカラマという女アイヌの格好をした占い師が登場します。
謎がある人物でしたが、占いは不思議と当たるという能力があります。
谷垣とともに網走に向かうアシリパたちを追ってのちに合流します。
そして、2期の終盤になるとついに網走へと到着し共闘だった関係も一気に崩れ、のっぺら坊の父なのかどうかの確認で金塊の在りかを巡り争いとなります。
金の切れ目が縁の切れ目とはまさにこのことです
結果的に誰がどの勢力についてというのはあまり言わないでおきますが、最終的にはアシリパが杉元の前から連れ去れてしまい、樺太へと逃げられてしまいます。
アシリパが金塊の謎を知っている重要人物のため、後半になるとアシリパの行方の取り合いとなっていくのです。
3期(全12話)
画像元⇨https://anicai.jp/archives/16688
3期では連れされたアシリパを救うため、杉元は一時鶴見中尉サイドの勢力と共闘を結びます。
アシリパを奪還するのに、鶴見勢力の人物のみで行っても杉元がいないと協力的にならないと考えた鶴見らは杉元を生かし樺太へ月島と鯉登を共に連れて行かせます。(谷垣もアシリパを連れて帰るためついていく)
なので、3期は樺太での戦いとなるのですが、少しギャグ要素が1・2期よりも多かったように感じます。
元々、戦いが終わるたびにギャグ要素を盛り込んできてはいましたが、1話丸々というのはあまりなかったように感じます。
杉元のハラキリショーという手品ショーのイベントに参加して樺太で目立つ行動をしてアシリパに存在を知ってもらおうという目的が一応ありましたが、楽しそうにしている感じでした。
また、新しいキャラで入れ墨持ちが二人とソフィアという人物が登場します。
岩息舞治(がんそくまいはる)(CV:三宅健太)はスチェンカというロシアでの殴り合いの伝統競技に参加した際にいた人物で、少し頭が飛んでいるかなという雰囲気を感じました。
人斬り用一郎(CV:清川元夢)は、北海道で土方サイドで登場してきた老人の入れ墨持ちの人物で、あまり長くはしませんでした。
ソフィアは、アシリパ父(ウイルク)とキロランケの共通の知り合いであり若い頃に生活を共にした人物です。
訳あって、ロシア領に滞在していましたがキロランケでも知らないウイルクの情報を持っているらしく、4期以降で情報を話す人物かもしません。
3期終盤に入ると、杉元がついに連れ去られたアシリパの目前にまで迫り、敵勢力との戦いになります。
最後は無事アシリパを奪還することに成功し、月島らと共に北海道に帰るぞというところで3期が終了します。
また、3期でアシリパは金塊につながるカギを終盤で思い出してはいましたが、視聴者にはあまり伝わらない表現だったので、謎がまだ残ったままで4期へ期待という感じになっております。
まとめ
画像元⇨https://akiba-souken.com/article/34119/
ということで、話をざっくりと解説してきましたが、
いかがだったでしょうか??
全てをネタバレすると、面白みがなくなってしまうので2、3期以降は薄い解説となってしまっています。
話の内容の趣旨としては
「金塊争奪戦」で、
そこから勢力図が分けられ殺し合い・奪い合いとなるという感じです。
最初は入れ墨人皮を集めて謎を解こうという流れだったのですが、アシリパが重要人物とわかるといつの間にかアシリパの取り合いみたいな感じになっていました。
ただ、杉元としてはアシリパさんを巻き込みたくないと考えているため早くこの金塊争奪戦から解放してあげたいと願っていました。
また、金塊を巡って旅を続ける中でももう一つの内容としては
「アイヌ民族の伝統」
があります。
特にアイヌの伝統的料理が振る舞われているシーンがとても多く、グルメの紹介も兼ねていると想像できる部分があります。
「チタタプ」と「ヒンナヒンナ」という単語はこのアニメを見ていると覚えることができます。
アシリパが杉元が所持していた味噌を最初は「オソム=うんこ」と思い込んでいて食べようとしませんでしたが、だんだんと打ち解けるうちに食べるようになり、美味しいと感じているシーンを見てギャグ要素もあり面白かったです。
人がかなり死ぬのでグロテスクなシーンが多い割にギャグ要素があるので少しギャップを感じるところがありますが、フィクションとしては話の内容も濃く、楽しく見れる内容だったかなと思います。
実写化も決定されるということで、世間一般でも人気があるアニメとなっていますので、
戦記ものが好きという方・人気なアニメ・漫画が好きという方・内容の濃いアニメを視聴したいという方にオススメできるアニメとなっております。
ぜひご視聴をご検討ください!
以上で今回のアニメ解説記事を終了します!
最後まで熟読ありがとうございました!