りゅうおうのおしごと!アニメ全話視聴してのアニメ感想・見どころ解説まとめ!
みなさんこんにちわ!
よしたろうです。
今回のアニメ感想記事タイトルは「りゅうおうのおしごと!」です。
ジャンルは「将棋」で盤上での熱い戦いを描いているとともに、かわらしい女の子(幼女)が多く出てくるアニメとなっております!
というのも、主人公の九頭龍八一は16歳にして将棋の頂点の称号・竜王のタイトルを獲得した若き棋士であり、その九頭龍に対して、弟子ができてのお互いの成長の様子が主には描かれています。
その状況の中で、九頭龍自身の姉弟子だったり、弟子が追加されたり、小学生の幼女にして棋士を目指す子たちが出てきたりと、
「将棋」×「可愛い女の子」
といった感じでどちらかのジャンルが好きなのであれば楽しむことができるアニメとなっています。
それではこちらのアニメの話の流れ(若干ネタバレあり)やみどころを解説していきます!
どうぞ!
あらすじ
©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
玄関を開けるとJSがいた――「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。9歳。「え? …弟子? え?」「…おぼえてません?」覚えていなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していくのだった。
主な登場キャラクター:声優担当
ストーリーの流れ・見どころ
©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
話の流れはざっくり分けると4パートに分けられ、
という具合です。
細かく分ければもっと分けることができますが、大きな話の流れはこうです。
その途中途中で主人公と女の子たちの戯れっぷりをみることができラブコメ的要素も詰まっています。
主要な登場人物で将棋の強さ順に並べてみると、
九頭龍八一
⬇︎
男のプロ将棋ら
⬇︎
女性のプロ将棋ら
⬇︎
空銀子
⬇︎
雛鶴あい・夜叉神天衣
⬇︎
清滝桂香
となっています。
もちろん下の強さの人物が上に勝つことも何度かありましたが、本調子で臨めばこの結果になると思われます。
<1話〜3話>
この回では、九頭龍八一の家に突如雛鶴あいの女子小学生がやってきて、弟子入りをお願いするところから始まります。
最初は躊躇っていた八一ですが、あいと一局将棋を打ってあいの将棋の才能に気づき弟子にすることを決意します。
しかし、八一自体も弟子を迎えるのは最年少竜王ということで初めての試みであり、不安がってはいましたが、将棋の強さはあいよりも強く、一局交えた時も余裕のある勝利という感じでした。
いざ弟子として迎えようとしたところで、あいのご両親が登場します。
遠方からはるばるやってきていて両親に許可も取らずにきていたあいのため、最初は母親が中心となって猛反対されていましたが、八一のあいの底知れぬ才能をアピールして「研修会試験で全勝したらOK」という条件付きで弟子にできる許可をもらいました。
しかし、結果は2勝1敗。
3戦目では、氷の女王と呼ばれる中学生プロ棋士・空銀子と一戦をすることとなり結果敗北してしまいました。
この空銀子は、八一に好意があるため弟子に九頭龍を取られてしまうと考えて本気で勝負をしていました。(駒落ちですが)
しかし、1敗したはものの八一の土下座の効果もあって「プロにできなかったらあいと結婚してもらう」という条件付きで弟子にすることができました。
<4話〜5話>
こちらでは新たな弟子・夜叉神天衣が登場します。
こちらの女の子も同様あいと同じ年齢の女子小学生で、将棋の強さもアマチュア並の才能を持っています。
弟子に入れることになった経緯は八一が将棋会でお世話になっている最強将棋士の会長(失明している)からの頼みがあってというものです。
ただ、もう一人同年代の弟子を迎えたことをあいの方に知られるとめんどくさいことになると考えたため最初はあいに隠して指導をしていました。
ですがすぐにバレて、案の定嫉妬の念を受けていましたが、再度もう一人の天衣の研修会試験を受けることとなるのですが、ここであいと対決します。
結果は天衣の勝利でした。
しかし、対局の途中で天衣の方に詰みがあることを知ります。
この時のあいの将棋は師匠に対しての余計な思考が働いていたため、いつもならわかっていた詰みに気づけず敗北をしてしまいました。
この将棋を通して、師匠に対する思いを改めることができたあいは経験を経て強くなりました。
<6話〜9話>
ここではそれぞれ単話のようになっており、
6話は八一の成長の様子を見れた回、
7話は清滝桂香の成長の様子をみれた回(過去の強さを取り戻す)、
8話・9話は「マイナビ女子オープン」という女流棋界最大の大会にあい・天衣・桂香さんが参加して今までの成果を披露するという感じです。
6話をざっくり解説すると、対局で同相手(山刀八段)に3連敗を喫している苦手相手に立ち向かうために、八一は新たな戦法を習得するべく生石充玉将という人物に修行を受けるという感じです。
その修行後の大会では、一時は苦しめられていたものの八一の覚醒で勝利を収めることができました。
30手先の動きまでのあらゆるパターンを分析して打っていたということで、現実ではありえないと思われることを可能にしていました。
7話は桂香さんの将棋スランプが解消される回です。
26歳とかなり遅れての女流棋士への挑戦となっていますが、これは本人の怠けも原因の一つです。
親がプロ棋士ということもあって自分でも「親がそうなんだからいけるでしょ」という気持ちで臨んでいた時期があり気付けば女流棋士年齢制限のあるところまで歳を重ねてしまいました。
また最近の調子は定石になぞって将棋を打っているような感じで桂香さんらしい将棋を打てていませんでした。
自信の欠如が原因なのかと思われますが、これをなんとか周りの支えもあって克服することができ勝利を収めることができました。
(5話の天衣の研修会試験時の対局時に敗北していましたが、リベンジマッチで勝利を収めることができました)
8・9話はマイナビ女子オープン戦の様子を描いています。
しかし、8話の方はラブコメ回というのがメインという様子でした。
女子オープン戦の解説者を務めることになった八一なのですがもう一人の解説者・鹿路庭珠代という女流棋士の胸元をチラチラ見ていたのでそれに怒ったあいがスタジオに乱入をするという事態になりました。
あいと同居をしているということを暴露したりとしたため、竜王ロリコンという噂がたちちょっと笑えるような展開になっていきました。
9話の方は、前回で噂になった竜王ロリコンをちょくちょくいじる解説者がいてコメディ要素もあったのですが、あいの対戦相手・祭神雷の解説がメインという形でした。
この祭神は女流棋士タイトルホルダーで、八一と昔関わっていた人物でもあります。
将棋の才能は言うまでもないのですが、相手を徹底的に潰して相手の今後を考えないような自己中心的な将棋の打ち方のため八一はそれが気に食わず縁を切りました。
そんな将棋にあいはなって欲しくないと心から思った八一の願いが届いたのか、あいはここで自分の限界を超える打ちっぷりを披露し、見事祭神に勝利することができました。
また、この将棋大会ではあいと天衣は次に控える八一の竜王タイトル保持での名人との対決前に余計な心配をかけさせないようにするため、また八一の誕生日のため、絶対に勝利すると決めていました。
<10話〜12話>
ここでは八一の竜王戦の様子が描かれています。
相手は将棋界の神のような男・名人。
そんな相手との竜王戦は7戦の4本先取で勝利をすることができます。
初戦はハワイ・ホノルルで行われるのですが、その前夜祭ではあいに元気付けられるような無邪気な応援ももらっていざ勝負に臨むのですが、結果は惨敗。
さらにその負け方が、「一手損角換わり」と呼ばれる八一が得意として何十万と打ってきた戦法を使われての敗北でした。
そんな敗北の仕方に心を折られてしまった八一は周りの応援が耳に届かなくなり、常にパソコンに向かって将棋の研究をするようにとなります。
あいに対しては家を出て清滝士の弟子となるように言ったり、空銀子には励ましにきたところにひどい言葉をかけたりと感情的に動いてしまう赤子のような状態に…
3戦連続で負けを喫して後がなくなってしまっていた八一の闇を振り払った人物は桂香さんでした。
マイナビ本戦で釈迦堂里奈等女流棋士最強の人物と対戦をすることとなるのですが、その対決の様子を見ていた八一は自分に足りないものは何なのかを気付かされることとなります。
それは絶対に負けたくないという強い意志から出る信念の将棋。
本能のままにできる将棋こそ強さを引き出せる証ということを伝えたかったのではないかと思います。
そして見事この対決に勝利できた桂香さんは、見事女流棋士の資格を得ることができました。
その様子を八一が見ていることを確信していた桂香さんは、八一にメッセージを伝えて最終話へといきます。
12話では、竜王戦7本勝負4戦目が行われる様子です。
ここでは今までの竜王戦とは比べものにならないほどの接戦が行われます。
さらに4戦目の1戦目の勝負は、お互いが将棋のルールに則って打った結果勝敗がつかなくなるという異常事態が発生します。(その経緯はアニメでのお楽しみに!)
さらにこの引き分けになるという事態をあいは想定して八一にお食事を作っていました。
その後コメディ的要素が若干はありますが、再びその日中に再戦が決定します。
この再戦が再び熱戦となります。
八一が超覚醒し時間いっぱい全ての手を分析する頭の回転速度を手に入れていました。
熱い戦いの結果、見事名人に勝利することに成功。
その後の3戦無事勝利することに成功し、見事竜王タイトル保持に成功することができました。
これは八一本人の努力の結果ということもありますが、周りの棋士らの叫びの声の結果でもあることを思わされるシーンもあります。
まとめ
©白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
こちらのアニメで一つみんなが共通していることがあるとすれば、みんなが将棋を大好きであるということです!
将棋があってこそみんなとの会話が生まれたり、ラブコメで嫉妬をしているシーンなどが生まれています。
ですが将棋のルールをそこまで知らなくても、出てくる可愛いキャラクター目当てでみるのも問題ないと思います。
もちろん将棋を見る目的で見てもらってもある程度は楽しめるアニメとなっています。
こちらのアニメを見ているときにふと盤上アニメの金字塔「ヒカルの碁」を思い出しました。
ルールが分からなくても、将棋で熱い戦いを行っているシーンを見るとなぜか面白く見えてしまうという効果があるので、個人的にボードゲームもののアニメは見応えがあると感じています。
可愛い女の子が出てくる目的でラブコメ要素を見る目的で見るのもアリですが、熱い将棋バトルを見る目的で見ても楽しむことができるジャンルとなっていると思いますので、
いろんなタイプの方にオススメできます!
ぜひご覧ください!
それではこれで今回のアニメ感想記事を終了します!
最後まで熟読ありがとうございました!