曇天に笑うアニメ全話視聴してのアニメ感想まとめ
みなさんこんにちわ!
よしたろうです。
今回のアニメ解説タイトルは「曇天に笑う」です。
ジャンルは「歴史/戦記」・「アクション」ものとなっており、かなりシリアスめに作られた作品だと感じました。
滋賀県の琵琶湖周辺が舞台となっており、琵琶湖内に作られた監獄「獄門処」(アニメ内で登場)は琵琶湖北部に浮かぶ竹生島がソースとなって作られました。
人気の観光スポットにもなっているので、観光地からアニメを知ったという方もおられるのではないでしょうか?
また、実写舞台化にもなっているので、それなりに人気のあったアニメとなっていると思います。
1クール完結となっていて時間的にもみやすいです
それでは早速アニメの解説・見どころに参りたいと思います!
どうぞ!
あらすじ
時は明治十一年。急速な欧米化に伴い、政府に不満を持つ人々が増え、監獄は囚人で埋まり、脱獄も後を絶たなかった。そこで政府は、滋賀県琵琶湖に重犯罪者専用の檻、日本最大・脱出不可能な湖の監獄、獄門処を設ける。その監獄への橋渡し人を請け負う曇家の三兄弟が織り成す大冒険活劇の幕が上がる……!
主なキャラクター・主演声優
アニメ解説(全12話)※他編除く
ストーリーの進行はざっと説明すると、「オロチの器」という危険生物をめぐって主人公3兄弟・曇家と他キャラクターが交わってオロチの器の扱いを各勢力が争うという形です。
300年に一度怪物の力が誰かに宿るのですが、その宿り先に主人公らが関わってきます。
曇家は元々街の風紀を乱す犯罪者を取り締まるという一家で、兄・天火が中心となって様々な犯罪者を「獄門処」送りにしてきてそれに続いて空丸と忠太郎も取り締まる家業を行っていたのですが、
ある日、天火の体にオロチの器の侵食が発覚します。
体の一部でオロチのような竜の鱗をまとっており、このままでは体がオロチに乗っ取られてしまいます。
そうなってしまうと街を滅ぼしかねないと言われており、街の警官のような人たちをはじめとして天火を処刑することと決めました。
しかしこの処刑には裏があります。
曇家次男・空丸は以前から兄との実力差を気にしており、自分はすぐにでも強くなりたいと自分の弱さに恥を感じながらそう決断をしていました。
その修行内容が思い切って警官(通称:山犬)の元で修行をお願いしに行きます。
この山犬というグループには昔は天火も所属しており、てんかと同等の力を持つ安倍蒼世に稽古をつけてもらうよう頼みに行きます。
最初はもちろん拒絶されていましたが、ある成果がきっかけとなって修行を許可されます。
その成果とは「獄門処の中に入って中の状態を探ってきてほしい」というものでした。
(屍千狼の口車に乗せられる)
自分を強くしたいと思うばかりに、危ない橋を渡ってしまった空丸は、弟・宙太郎にのみ入るすることを告げ、中へと潜入します。
そこではまた新たな出会いがあるのですが、この獄門処内でのメインの内容は、昔に両親を殺された犯人と遭遇(白神の仮面を被っている)し、戦いになるところです。
この犯人がなぜ曇家の両親を殺したのかについてはかなり後半で明らかとなるのですが、白髪の風魔一族でした(風魔一族とは、忠誠を誓った忍者)
そんなこんなで色々探った結果、無事獄門処から脱出することに成功し、(金城白子の活躍によって)帰還して天火に怒られつつも中の秘密も知ることができました。
金城白子とは、10年前に天火に助けられ家に置いてもらっている元風魔一族の長です。
獄門処内ではアヘンの匂いが散漫しており、不穏な動きがあることに山犬の警官らは気付きます。
その後、この空丸を奪還したことがきっかけで獄門処を爆破したという犯人が何故か天火という濡れ衣になってしまい、何とそのまま天火が首吊り処刑されてしまいます。
(オロチの器という本当の理由を隠しての行い)
そしてしばらく悲しみに明け暮れていた日々だったのですが、なんとここでもまた新たな真実が発覚。
オロチの器は天火ではないということが処刑後に判明。
本当の器は「空丸」だったのです。
さらに、この事実を金城白子は知っていたようです。
そこから話は急展開を迎え、この今まで曇家で10年間共に過ごしてきた金城白子はオロチの復活の日を目論む敵の存在だったのです。(本名は風魔小太郎)
そして、獄門処内にいた白髪の人物はこの風魔小太郎(金城白子)の弟であるということが判明し、時が来たことを察知し空丸をオロチの復活のために連れ去ります。
復活をなんとか食い止めようと山犬の人物が中心となって、跡を追うのですが、ここでも新たな真実が判明。
なんと処刑されていたはずの天火が生きていて復活しました。
処刑間際に昔オロチと戦っていた記憶がある比良裏が身を庇い、なんとか一命を取り留めることに成功。
どうもこの天火のオロチの器の症状が出ていた理由は、昔両親を殺されてしまったときに天火も大傷を覆ってしまっており、その治療をするためにオロチの再生能力を利用したワクチンを人体実験という形で打たれ、それでオロチの鱗肌が出てしまっていたようです。
何はともあれ、味方側の人らは誰も死ぬことなく、この物語のクライマックスへと向かいます。
最後は見事空丸の中からオロチを取り出すことに成功し、(取り出した方法はアニメで)天火と山犬大将・安倍蒼世が片腕ずつに重傷を負いながらも討伐することに成功。
その成功とともに、今まで曇り続けていた空が晴れ渡るように澄んだ青色へと変化。
と全てが丸く収まり、敵から勝利を掴み取って全話終了です。
まとめ
ということで上記で話の流れについて記述しましたが、
いかがだったでしょうか??
もしもわかりづらいところがあった場合は、アニメで直接確かめてもらえればどの部分を記述しているのかが、理解できると思います。
話の内容としては、終始オロチの行方でストーリーが進んでいたという印象。
クライマックスのバトルシーンのところなどは一番の山場かなとも思い1クールでは若干物足りなさも感じるところもありはしました。
また、アニメタイトルにある「笑う」という意味合いは、自分の人生で辛いことがあったとしても笑うことで、楽しい人生へと変わるという意味を込めているかとアニメと通じて感じました。
進み自体も読めない展開となっていたので、続きが気になるように構成されていたかなと。
ただまあ、他の大人気アニメと比較をするとそれと同等の面白さがあるかなと言われれば、正直否です。
あまり知られていないマイナーな方のアニメとなっていますので、面白いは面白いですが、超面白いとはならないというのが率直な感想です。
それでも、
バトル物が好き・戦記ものが好き・またイケメン男キャラが好きという方もみていて楽しむことができるアニメとなっている方と思いますので、時間がある際は一気見という形で視聴してみることをオススメします。
アニメを見て良いおうち時間をお過ごしください!
それでは、今回はこの辺でアニメ記事を終了します!
最後まで熟読ありがとうございました!